唐突にやりたくなったので今まで作ったクソデッキをすべて使って対戦する。
ただしズルゴウィップは実績出しちゃってるので除外。

なお、クソデッキと断ずる基準は「誰も見たことのなさそうな殺し方をすること」。
つまりTier1,2に属していなくとも聞いたことのあるようなアーキタイプ名をここではクソデッキとしない(例:ハサミ信心バーン、マルドゥトークンなど)。

ではデッキの紹介だ。まずはアーキタイプ名から。
・ラクドスハンデスラブル
・マルドゥハンデスヒロイック
・マルドゥゴッド
・グルールホーネット
・スゥルタイクローンウィップ
・ジャンド宇宙

ご覧のとおり「カラー+コンセプト」という命名になっている。
ひとつずつ説明していこう。


・ラクドスハンデスラブル

マルドゥにおけるドブンとして初手~T2で囲ってラブルを通し暴れさせるというものがある。
ならそれだけに特化したデッキを作ったらいけるんじゃね? と作ったのがこれ。
クリーチャーは潔くラブルとラブルを引き込むためのペインシーア、あとラブルに授与するモーギスの軍用犬と責め苦の伝令のみ。
ハンデスはサイド込で14枚。囲いエレボスの試練蔑み4、精神腐敗2。


・マルドゥハンデスヒロイック
ハンデスラブルに投入した「エレボスの試練」。
こいつは2マナの2ハンデスと、マナ効率だけで言えば類の無いほど有能なハンデスだ。
だがいかんせん悠長なのでこれを最大限生かすデッキを作ることにした。
エレボスの試練4ヘリオッドの巡礼者4に加え、英雄的でカウンターの乗る1マナクリーチャーを10体採用。
さらにハンデスを強化すべく囲い4マルドゥの頭蓋狩り4、サイドにマルドゥチャーム4を追加している。
勝ち筋は特にない。

・マルドゥゴッド
マルドゥカラーで使える神をメインからすべて1枚以上投入し、置物やズルゴをひたすら並べて大量顕現からの圧殺を目指す。
ズルゴクソデッキを検討している際、ズルゴがマルドゥカラーの信心を3つ稼げることに着目したことが始まりだった。
混成シンボル3つがなくなってもマルドゥの隆盛は信心をみっつ稼げるのだ。
場持ちのいいクリーチャー、強い置物をひたすら並べたいのでロングゲームを見越した構成にしてある。
序盤に負けないよう羊とハゲを7枚採用したり。

・グルールホーネット
現環境で猛威を振るいまくるハチトークン。
こいつを出せるのは女王スズメバチだけではない。そう、スズメバチの巣。
スズメバチの巣に火力を叩き込むと、ハチトークンがダメージの数だけ出てくる。
ならマナクリでめちゃくちゃな量のマナを出してハチを大量に並べれば環境最強のトークンをめちゃくちゃ使えて超強いんじゃねというデッキ。
出てくるトークンは「アンタップ状態」なので、その場でウルドのオベリスクの召集に使えるというシナジーを盛り込んでいる。

・スゥルタイクローンウィップ
少し猛威を振るい始めたウィップ。
だがこのウィップで出てくるクリーチャーはすぐに追放されてしまう。
しかし、釣ったクリーチャーをクローンカードでコピーすればそいつは無限に使えてしまう。
こんなルールの穴を突かないわけにはいかない、ということで組んだデッキ。
釣るクリーチャーは空中をすべて止める最強生物のハチ、そして地上をすべて止める嵐潮のリヴァイアサン。
空中も地上もたったの7~8マナでがっちりガードである。

・ジャンド宇宙
チャンドラの±0効果が愛おしすぎたのでもっとこの快楽を味わいたいと作ったデッキ。
ドロー効果のないカードは土地のみ。
ただただ「宇宙」と叫びながらトップをめくるだけのデッキである。
勝ち筋はX=いっぱいの起源のハイドラのみ。

以上6デッキをもってクソをクソで洗うトーナメントを開催する。
ちなみに、作成に込めた熱が
マルドゥゴッド=クローンウィップ>>グルールホーネット>ハンデスラブル>>ハンデスヒロイック>>>宇宙
であるので、強さもだいたいこんな感じなはず。

というわけでマッチは遠いもの同士の

「ホーネットvsハンデスラブル」
「クローンウィップvsハンデスヒロイック」
「宇宙vs神」

で行く。
(後記:今回はクソデッキの中でもまともなのvsほんとにクソなのというマッチしかないです。ほんとにクソを排除したマッチの記録は後ほど別の記事で挙げるので、そちらのほうだけ読めばそれでいい気がします)

・第一回戦「ホーネットvsハンデスラブル」
遅いデッキvs早いデッキなのでホーネットは不利か。
先手はハンデスラブル、ホーネットは1ランド2回の2マリでスタート。
ラブル側はいきなりデッキの根幹を成すラブルを2枚引き込む。
一方のホーネットも初手にスズメバチの巣、マナクリエルフ、オベリスクと嬉しい滑り出し。
ラブル側はラブルプレイのT3まで動けず、返しにホーネットがスズメバチの巣をプレイ。
トークンの強制攻撃で無限にハチを出されるよりは、とそこに稲妻の一撃を飛ばすラブル。
返しのターンでホーネット側にオベリスクが貼られ、ドラゴンのマントルを貼ったハチトークンが12点を一気に通してホーネットの勝利。

二マッチ目。
ラブル側のみサイド。蔑み4、イニストラードの魂1、槌手4、眩しい炎4をサイドインして授与モンスターとペインシーアをサイドアウト。
ラブル側蔑みスタート。見えたのが土地、ゼナゴス、凱旋の間、火口の爪。
ゼナゴスしか落とせないのでゼナゴスを落とす。
ホーネット側は女人像、凱旋の間、狩猟者とプレイしゴブリントークンをシャットアウト。
ラブル側は突発で出したトークンが動かせず静かに死を迎えた。

デッキの相性、というかラブルの欠陥が出た試合。
トークンが強制アタックなのでうまくクリーチャーを排除しきれなければラブルといえどもただのゴミにしかならないということが痛いほどよくわかったマッチだった。

・「クローンウィップvsハンデスヒロイック」
先手はハンデスヒロイック。英雄的2、エレボスの試練2というコンセプトに極めてマッチしたハンドでキープ。
一方ウィップもクローン、シディシ2、女人像、土地もデルタに疾病と好キープ。
ヒロイック側はT1でサテュロスの重装歩兵、T2でタイタンの力とプレイし5点を叩き込む赤単じみた動きを発揮。
返しの女人像もエレボスの試練をつけ、攻撃することでカウンターが3となり悠々突破。ハンデスを達成する。
しかしディスカードはハチとシディシ。完全に塩を送っている。
そして切ったフェッチとそのシディシで探査を行っての残忍な切断がサテュロスの重装歩兵に刺さる。
ヒロイック側はエレボスの試練を2回達成しのべ6枚をハンデスするが、結局鞭で釣り上げる餌を提供するばかりであった。
シディシのゾンビが2回にハチ釣り上げからのクローンも決まり、無限にチャンプした挙句ウィップが勝利。
二マッチ目はやるまでもなさそうなのでやめておいた。
さすがにハンデスとリアニは相性が悪すぎる。

・「宇宙vs神」
ゲーム的にはお互い長くシコって喜ぶデッキなのでクソゲー感がすさまじい。
ワンランドで神がマリガン。
ちなみにダイスが20面使ってんのに宇宙が1神が2ととんでもなく低レベルな戦いで神が先手を取る。
そしてハゲと稲妻の一撃2枚で12点ぐらい削ったうえ女人像も落とすというふつうのマルドゥみたいな攻め方をする。
挙句神エレボスを出してチャンドラ宇宙から出した狩猟者のゲインを封印。
一方ゼナゴス産のサテュロストークンでチャンプしつつひたすらシコっている宇宙。
ライフを詰めに詰めた神はズルゴを降臨させ、イロアスを叩き付け、置物で顕現させ、宇宙のフィニッシャー起源のハイドラを繋ぎ止めで骨抜きにし、ズルゴには吸血効果でカウンターを4つぐらい乗せてとどめを刺した。

ちなみにシコり履歴は
骨読み1回
チャンドラ±ゼロによるプレイ3回
狩猟者土地プレイ1回
起源のハイドラ1回
という具合。これあれだわ、ペインシーアと骨読みいらねえからその枠をフィニッシャーにしたほうがいいわ。

クソデッキvsほんとにクソデッキはここまで。身体の限界が来たので寝る。
続きはまた今度。

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ま

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